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五臓とは何か?【働きや役割も解説します】

 

こんにちは、クボです。

 

都内で鍼灸治療をしながら、ブログやSNSで東洋医学の魅力を発信しています。

 

さて、先日に下記のツイートをしました。

 

 

漢字が多くて嫌になりますよね^^;

 

東洋医学に興味のある方なら、一度は五臓について聞いたことがあるかと思います。

 

ただ、上記のようなツイートを見ても

「一体、五臓って何?」

「肝臓と肝って同じ意味なの?」

「何か難しくてよくわからない…」

という方も多いと思います。

 

そこで今回は、記事の前半で「五臓とは何か」を解説していき、後半で「五臓の働きと役割」をお伝えできればと思います。

 

記事は3分ほどで読み終わり、五臓をより深く理解できる内容なので、ぜひ興味のある方は最後までご覧ください。

 

五臓とは何か?

 

まず「五臓とは何か?」を解説していきます。

 

五臓とは「人間のカラダに必要な機能や働きを(肝・心・脾・肺・腎)の5つに分類したもの」を言います。

 

心臓や肝臓などの「内臓器官」を指しているのではなく、より深い機能や働きを意味しているんですよね。

 

「何で心臓や肝臓と違う言い方をするの?」

上記のような質問をよくいただきます。

 

ここに関してお伝えすると、東洋医学(中医学)は約4000年前からある古典医学であり、西洋医学とは全く異なった医学の道を歩んできたということ。

 

ヨーロッパとアジアで言葉が通じないのと同じように、医学の言語も(西洋・東洋)で異なるものとなります。

 

そして、東洋医学(中医学)は昔の人たちの経験に基づいて広がってきた医学です。

 

レントゲンやMRIなどが無かった時代に、カラダに現れるサインから働きや臓器を5つに分けていったという歴史があります。

 

なるほど、西洋・東洋で言語が違うのは理解できるけど、どうして東洋医学は人間のカラダを5つに分けたの?7とか10でも良かったと思うけど、、

 

上記の質問もよくいただきます。

 

ここに関しては、人間のカラダだけではなく自然界に存在する全てのものは(木火土金水)の5つに分類される(五行説)という自然哲学がベースとなっています。

 

「うわぁ!何それ?自然哲学とか怪しすぎる…」

 

そう思う方もいらっしゃいますよね。

 

それもそのはず。
特にここ日本では、生活の中で自然哲学に触れる機会はほとんどありません。

 

それに比べて中国や東南アジアでは、生活の中に自然哲学(中医学や薬膳)を取り入れている国々がたくさんあります。

 

しかし、ここ日本では「全く自然哲学は存在しないのか!」というとそんなことはありません。

 

振り返ってみると、自然哲学(五行説)というのは、我々の身近に存在するものでもあります。

 

例えば下記のとおりです。

 

  • 春夏(土用)秋冬
  • 東南(中)西北
  • 風暑湿燥寒

 

上記のように季節や方角、自然現象も5つに分類されます。

 

ここでちょっとだけ補足

 

日本ではマンガの中に「五行説」を取り入れている作品もあります。

 

代表的な作品は下記のとおり。

 

  • NARUTO ーナルト−
  • ドラゴンボール
  • HUNTER×HUNTER

 

ドラゴンボールやHUNTER×HUNTERは「気」の概念を主に取り入れていますが、ナルトに関しては「五行説」に伴って忍術が使われているんですよね。

 

上記のマンガを知らない方はイメージできないと思うので無視で大丈夫ですm(_ _)m

 

話が反れましたが、

 

要は何を伝えたいのかと言うと、「五臓」というのは自然界のルール(五行説)に沿ってカラダを5つに分けたということ。

 

つまり、「東洋医学(自然哲学)から診たカラダの分け方」であり、西洋医学とは異なる視点から人間のカラダを診ています。

 

ちょっとややこしいかもしれませんが、現段階では全てを理解しようとしなくて大丈夫です。

 

現に僕も鍼灸の学校に入ったばかりの頃は、全てを理解していなかったので^^;

 

だんだん東洋医学の言葉には慣れていきますので、初めて英語の勉強をしたときと同じように、少しずつ東洋医学に慣れていっていただければと思います。

 

とはいえ、意味のわからない言葉も出てくると思うので、わからないことはどんどん質問してくださいね^ ^

 

ここから五臓の働きをれぞれ見ていきましょう。

 

五臓の働きと役割

 

繰り返しですが、働きや役割は下記のとおり。

 

肝:血を貯蔵し、血液量をコントロール
心:血を送り出すポンプ、精神を安定させる
脾:消化吸収をおこなう、気血水を生み出す
肺:呼吸に関わる、栄養や潤いを分配する
腎:成長、発育、ホルモン、水分代謝に関与

 

もう少し深掘りして解説をしていきます。

 

「肝」は肝臓の機能(解毒や分解)だけではなく、下記の働きをしています。

 

  • 判断力や計画性などの精神行動
  • 身体の血液量を調節する
  • 気血の運行をスムーズにする
  • 外敵(ウイルスや細菌)からの防御作用

 

漢方では怒りやイライラは「肝」を傷つけると考えます。

 

「肝」が傷つくと、

・筋肉がつる

・目の疲れを感じる

・爪が脆くなる

などの症状がでてきます。

 

また、血液量を調整する「肝」は、生理や出産がある女性が傷つきやすいのも特徴です。

 

続いては「心」ですね。大切なのは下記の2つ。

 

  • 五臓六腑の働きを統括する
  • 血液を送り出すポンプ作用

 

心は心臓のことですが、五臓の働きを統括する役割もあります。

 

なぜなら、血液を送り出す心臓が動かなくなれば、五臓全てに血液を送れず死に至るからです。

 

また、舌の運動や味覚に関与し、意思決定や精神活動を担うのが特徴です。

 

動悸、めまい、不眠、四肢の冷え、何もしていなのに汗をかく方は「心」が傷ついていることがあります。

 

脾は胃腸などの消化吸収をする臓器を指します。

 

役割は下記のとおり。

 

  • 気血(水穀の精微)を作りだす
  • 津液(血液以外の水分)生成に関与
  • 出血を防ぐ(血管から漏れないようにする)
  • 平滑筋の緊張度を保つ(内臓の位置など)

 

漢方では「気・血・水」が全身を循環することにより、健康でいられると考えます。

 

脾は食べ物を消化吸収し、気血水を作り出す重要な役割があります。

 

食欲不振、消化不良、むくみ、内臓下垂、口にデキモノができる方は「脾」が傷ついていることが多いです。

 

肺は呼吸器系(鼻・気管支・肺)+下記の役割があります。

 

  • エネルギー(気)を運ぶ
  • 水分代謝を調節する
  • 新鮮な空気(清気)を取り入れる
  • 衛気(皮膚や粘膜の防御)を外に漏らさない

 

先ほど説明した「脾」で作られた気血水を全身に運ぶのは「肺」の役割です。

 

咳、痰、鼻の異常、汗が止まらない方は「肺」が傷ついていることがあります。

 

最後は腎ですね。

 

「腎」は腎臓の役割と次の役割もします。

 

  • 生命力の源
  • 発育や生殖に関係する
  • 全身の水分代謝を調節する
  • 尿や便にも関与する

 

腎は両親から受け継いだ腎精(生命エネルギー)を貯蔵し、発育や成長に関与します。

 

性欲減退、勃起不全、不妊、耳鳴り、寒がりな方は「腎」が傷ついていることが多いです。

 

以上、五臓の役割を簡単にお伝えしてきました。

 

細かくみていくとさらにお伝えしたいことはありますが、東洋医学は深く知らなくても全体像を抑えていただければ十分です。

 

深く入りすぎると、よくわからなくなってしまうので^^;

 

今回お伝えした内容を何とな〜く頭に入れていただき、わからないことは質問していただければと思います。

 

最後にまとめをして終わりますね。

 

本日のまとめ

 

今回は記事の前半で「五臓とは何か」後半では「五臓の役割」を解説してきました。

 

簡単にまとめると、

五臓とは「人間のカラダに必要な機能や働きを(肝・心・脾・肺・腎)の5つに分類したもの」

 

心臓や肝臓などの「内臓器官」を指しているのではなく、より深い機能や働きを意味していることをお伝えしてきました。

 

ただ、今回の内容だけで全てを理解するのは難しいので、少しずつ東洋医学に慣れていっていただければと思います。

 

今後も僕自身は、当ブログやTwitterを通して「東洋医学の魅力」をお伝えしていきますので、何か質問等があればメッセージいただければ幸いです。

 

1人でも多くの方に東洋医学が伝わることを願っています。

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