Twitterで日々の養生法を発信中!

【鍼灸の作用機序】ゲート・コントロール説

 

こんにちは、クボです。

 

鍼灸師歴は8年ほど。
現在は東洋医学をベースとした鍼灸治療をしています。

 

さて、先日に下記のツイートをしました。

 

今回は鍼灸の作用機序でもある「ゲート・コントロール説」について解説をしていきたいと思います。

 

ゲート・コントロール説は、鍼灸だけでなくマッサージや低周波電気治療にも応用されている理論です。

 

ちょっと難しい理論に聞こえるかもしれませんが、なるべくわかりやすくお伝えをしていきます。

 

「刺さない鍼は何で効くの?」と疑問に思う方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

記事は3分ほどで読み終わります。

 

【鍼灸の作用機序】ゲート・コントロール説

 

ゲートコントロール説を簡単にお伝えすると、

痛みの刺激(痛覚伝導路)が脳に伝わるのを途中(脊髄後角)で遮断するというもの。

1965年:メルザックとウォールによって提唱

 

「え?痛みを遮断することなんてできるの?」

 

このような疑問を持つ方も多いと思います。

 

ここに関しては、もう少し深掘りをして解説しますね。

 

少しだけ専門用語が出てきますが、ご了承くださいm(_ _)m

 

痛覚伝導路

 

まず抑えてほしいことは、

人間はどのように痛みを感じるのか。

 

それが下記の流れです。

  • 痛みの発生→細い神経繊維(Aδ・C線維)→脊髄後角→視床→脳

※脊髄後覚:感覚を脳に伝える経路の門番

 

 

痛みの刺激は、脳で「痛い!」と感じるまでに上記②のステップを踏んでいます。

 

なぜ痛みが抑制されるのか?

 

ここで登場するのが触圧覚です。

 

触圧覚とは手で摩ったり、圧をかけた時に感じる感覚のこと。

 

この触圧覚は痛覚と異なり、太い神経繊維(Aβ線維)によって刺激が脳に伝わります。

 

具体的には下記の流れです。

  • 痛みの発生→太い神経繊維(Aβ線維)→脊髄後角→視床→脳

 

そして、ここからが重要なポイント!

 

複数の刺激(痛み・摩る)の刺激が同時に起こると、、

 

門番である脊髄は、太い神経繊維(触圧覚)を優先的に受け取り、後からくる細い神経繊維(痛覚)を遮断するという性質を持っています。

 

つまり、脊髄の性質を利用して痛みを遮断するのが「ゲートコントロール説」ということ。

 

簡単にお伝えすると、

触る:先

痛み:後

という人間の元々持っている性質を利用します。

 

このゲートコントロール説があることで、冒頭にお伝えした「痛いの痛いの飛んでけ〜」の理論が説明できるわけです。

 

どうですかね?何となく理解できましたか?^^;

 

もし質問等あれば、気軽にコメントくださいね。

 

刺さない鍼で痛みが軽減する理由

 

刺さない鍼(接触鍼)で痛みが軽減するのは、ゲートコントール理論で説明ができるでしょう。

 

例えば、ローラー鍼で摩ってあげたり、小児鍼をするなどですね。

 

しかし、ゲートコントロール説はあくまでも1つの理論であって「接触鍼=ゲートコントロール説」というわけではないです。

 

経絡(ツボ)治療に接触鍼を用いることもありますし、刺さない金鍼を使うことで「気の流れ」を調整する方法もあります。

 

今回の内容は、鍼灸の作用機序の1つとして認識していただければと。

 

ということで今回は「ゲートコントロール説」について解説をしてきました。

 

ちょっと難しく感じた方もいるかもしれませんが、何となくでも理解していただければ嬉しいです。

 

今後も鍼灸の作用機序は少しずつお伝えをしていきます。

 

興味ある方は引き続きご覧くださいね!

 

今回は以上です。ではまた〜

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です