薬膳的効能
かぼちゃは甘味・温性、帰経は脾経と胃経。
「補中益気・解毒・消炎止痛」の作用があり、
- 元気がない
- 消化不良
- 食欲不振
- 冷え性
などに期待ができる食材です。
また黄色い食材は五臓の「脾」を養います。
🔽 脾(五臓)って何?って方はこちら。

脾の役割を簡単にお伝えすると、
食べ物を消化吸収して栄養(気血水)を生みだす働きをします。
胃腸(消化器系)の役割をすると思っていただければと^ ^
つまり、脾が弱ると栄養(素)を作れない、全身に栄養を送れないため、
- 病気になりやすい
- 消化吸収うまくできない
- 冷えやすい
- 不安になりやすい
- 生理痛がつらい
などの様々な症状が出てきます。
そのため、黄色い食材や自然な甘味で「脾」を補うことは大切です。
栄養学的効能
かぼちゃは主に、
- ビタミンACE
- ビタミンB群
- カルシウム
- マグネシウム
- カリウム
- リン
- 食物繊維
などを含みます。
栄養学的には
- 活性酸素の除去
- 免疫力を上げる
- 胃腸を整える
などに期待ができると言えるでしょう。
ソコがポイント
かぼちゃは夏野菜の中では珍しい温性。体を冷やさず温める作用があります。また皮・種・わたに栄養素が豊富に含まれており、皮にはβ-カロテン、種にはミネラル・不飽和脂肪酸、わたには食物繊維がたっぷり。種は洗ってラップをせずにレンジへ→500wで3分くらい温めたらフライパンに移し→オリーブオイルで焦げ目がつくまで焼く→お好みで塩をかければ完成。おつまみにどうぞ。
かぼちゃの煮物
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かぼちゃと茄のアヒージョ風
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